「Keinの棺」

?深性界
詩:砂月 曲:未架
海の底で語ってる雰囲気のSE。まあわかりやすい感じで。

?太陽の届かない場所
詩:砂月 曲:匠
リエントにはありそうでなかった曲だと思う。哀愁も混じったサビのメロが新境地。疾走以外でこんなに聴きやすくてメロディアスなのは初めてじゃない?誰が聴いても「いい曲だね」って言いそうな名曲。そして最後のブレイクからの大サビは反則(笑)。狙いすぎなくらい狙って、それを見事に成功させてるところがさすが。これからのリエントのスタンダードになってく曲じゃないかな?曲調はぜんぜん違うけど、初期リエントでいう波紋伝う眩暈的な。

?浮遊追想
詩:砂月 曲:匠
いやー…ナルシスのジャリバンでもやってそうなごく普通の飛び曲をよくここまで完成させたね…。この曲を今のリエントの世界観に同調させることによって、シャウト1つ取っても意味を為してる。ただの飛び曲だったのが、怖いくらいの精神的な狂気を孕んだ曲になった。これ、客もライブで絶対逆ダイできないと思うよ(笑)。この曲ができたときは間違いなく普通に飛び曲作っただけだと思うんだけど、曲も成長するもんなんだなってのをすごく感じた曲でした。てかギターソロ超ネ申。ビジュメタ最高!w

?空夢見る水中花
詩:砂月 曲:瞬
Aメロの音の傾向的にはEyes〜とIconoclasmの中間くらい。程よくシンセ取り入れられてて好み。ちょっとサビに行くのが強引かなーって気もしたけども。いきなり遅くなるのとか好きだけど、この繋ぎはちょっと微妙。でもAメロ〜Bメロとサビを切って考えるとそれぞれ素晴らしいメロだし曲なので、聴き慣れれば問題ないのかな。普通にいい曲だとは思います。

?セフィロト
詩:砂月 曲:匠
始まった瞬間、何が起きたのかと…(笑)。マリスのフレンチポップ寄りの曲…新境地開拓するのはいいことだとは思う。AメロBメロも良いと思う。これでサビのメロが絶品なら文句なしに「新境地開拓!」って絶賛してたんだけど、サビのメロ超微妙(苦笑)。というわけでこの2枚で1番微妙な曲になってしまいますた。でもこの路線もあきらめずに挑戦してって欲しいものです。

?絲
詩:砂月 曲:砂月
Asterの絲に繋がる(神性界の導入的な)SE。

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「Astreの絲」

?神性界
詩:砂月 曲:砂月
宇宙に舞い上がってく雰囲気のSE。てかこれ超好き!めちゃくちゃファイナルファンタジー!(笑)クリスタルとか出てきそうな感じw

?星屑の螺旋
詩:砂月 曲:Rentrer en Soi
浮遊追想はとてつもない曲に生まれ変わったけど、うーん…この曲は今のリエントに合ってないのかも。この曲は初期リエントの中で完成されてた曲だったのかもしれない。まあ改めて今回の素晴らしい音質で聴くことができたのは良かったです。いやほんとに超名曲なんだよ、星屑の螺旋。今回の中では浮いて感じたってだけ。でも歌詞は今回のコンセプトと合ってるし、入れた意味がちゃんとあるのはわかった。

?廃墟と化した箱庭
詩:砂月 曲:匠
ズタズタキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!ていうかこのイントロのギター、アリエネだろ!!!wそんなわけで超発狂系。サビの結構無茶なメロとか、Fallenも入ってるかも。これライブで凄そうだなぁ…。リエント流発狂曲の真骨頂ってところでしょうか。いやこれほんと好き。全体的にすごくキーパを感じる…。あと、歌詞に「幽閉」って単語が出てくるのが個人的に嬉しすぎ(笑)。わかる人だけわかってw

?月で涙
詩:砂月 曲:匠
…キタ━━━(゜∀゜)━( ゜∀)━(  ゜)━(  )━(  )━(゜  )━(∀゜ )━(゜∀゜)━━━!!ヤバイマジヤバイ。これ最強。なんて説明すりゃいいのかよくわからんけどとにかく最強。最高。全体的にベースが引っ張ってる曲で、曲調とかぜんぜん違うけどアンミュレと通じるものを感じた。リエント的にベースがメインになる曲って初めてでは?ネ申とのツアーが実になったのかな(笑)。そんで最後のサビで転調して少し激しくなるとことかネ申すぎ。ほんと、リエントは定期的に凄まじい曲出してくるな…。

?アニマムンディ
詩:砂月 曲:瞬
今回の新曲の中では1番今までのリエントに近い曲かな?単純に「良い曲」。ひねりもなく、ストレートなバラード。とりあえず3:41〜からのギターソロのツインでユニゾンのフレーズはネ申。他の曲が色々と派手すぎたぶんちょっと埋もれちゃってる感はあるけど、締めにはちょうどいいのかな。Sphire〜でいうsecret scars的な曲かもしれない。箸休め的な。最後に来るにはちょっとインパクト不足だったかなー。でも2枚をループさせるって考えると際立たせなくて正解なのかも。

?棺
詩:砂月 曲:未架
Keinの棺に繋がる(深性界の導入的な)SE。

〜総括〜
Keinの棺が「海底=過去」Astreの絲が「宇宙=未来」というコンセプトで時の流れを表現しているらしい今作。ぶっちゃけ、曲だけではあんまり過去と未来の具体的な違いはわからなかったりもする(苦笑)。詩を見るとよくわかるんだけどね。詩では完璧なくらいに時の流れが表現できてると思う。早く曲と歌詞をリンクさせるように聴き込まないとだな。

でも曲だけ取っても2枚に分けた意味はちゃんとあるなって。これ1枚にしちゃったら、コアになる曲がないぶんちょっと散漫になってたと思うし。コアになる曲がないってのは、曲が悪いとかじゃなくて。全部曲はいいんだけど、それでも薄紅色みたいな世界観の真髄的な曲はなかったので。月で涙も、俺は好きだけど亜流っちゃ亜流だから。そして完全にラルク臭抜けたと思う。確固たるオリジナリティが。

あと個人的には書き下ろしに疾走曲がなかったのが好印象。疾走曲は再録の星屑だけだったからね。ああいうウケがいいのやらないで、完全に独自性追求してるのが良い。匠さんの曲だらけだったけど、疾走曲以外でもこれだけの名曲をガンガン産み出せるとか素晴らしいね!でも遼さんの曲がなかったのが無念…前作ではEyes of forestという超意外性の名曲を創ったわけだし、遼さんの曲も聴きたかったなぁ。

まあなんにせよ、Sphire-Croidに続いて素晴らしい&凄まじいクオリティの名盤2枚でした。今作の評判でまたワンマンの動員は増えると思われ(笑)。早くライブが音源に追いついてください…(切実)

06:50

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